=敦煌奮闘記= 〜30日目〜
      敦煌市内での活動(続哈密編-3)

 帰滬(上海帰り)火車票待ち-其の2
今日で1ヶ月、予定の2倍の滞在になりました。

9月7日。
晴れ、真っ青な空。哈密ではまだ雨に遭ったことが有りません。

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全ての予定をキャンセルし、今日もホテルで休養することにしていたので、とても気が楽・・・な筈でした。 が、朝11時に、けたたましく爺ぃの携帯が鳴り、「明日8日の硬臥なら3枚取れるけどどうしますか?」 と言う吉報が飛び込んできました。
即刻ゲットして貰って、30分後には我々の手に。
切符を見てびっくり!3人バラバラで乗る事を覚悟して居りましたが、全て同じ所で、同じ車箱(車輌)。 しかも下臥2枚に中臥1枚!!まるで空いている列車を予約した様な結果になりました。
(硬臥:硬席快速臥と言ってレギュラーシートの寝台車。ファーストシートは軟臥。臥は本当は{臣ト} と書きますが漢字がないので代用しています。寝台の事。「下」は3段ベッドの下ベッド、中は中ベッド。)

裏技って、す・ご・い・・・(ーー;

と言う事で、急遽明日帰滬出来ることになりました。・・と言っても、到着するのは2日後の10日の昼ですが。 哈密−上海、T51/54次、新空調硬座特快臥。下鋪620元、中鋪599元。哈密站22時丁度発。

上海に戻ったらスグに材料の充填で義烏に行かなくてはなりません。
で、今回、哈密でお世話になっている爺ぃの老友の奥さんも、是非義烏を見てみたいと言う事で、ついて行く事 になっており、3人分の切符が必要となった訳です。

巴里坤(哈密郊外の大草原地帯)にも寄りたかったですが、今日キャンセルしてしまいましたので、またいつか チャンスのある日までおあずけですね。

今日の晩は、切符手配の張本人からお呼ばれ。逆だと言ったのですが、そもそも爺ぃの烏魯木齊の知人からの 依頼で、「その人には色々世話になっている(哈密は烏魯木齊が管理)ので、その人の友人だから、当然こっちが もてなす」と言って訊いてくれませんので、相手持ちで行く事になってしまいました。

中国での推すか引くかの駆け引きって、いつ体験してもドキドキです。間違ったら、一生相手にされませんから。 (^^;;;

今は、上海に送る荷物の詰め込みが済み、夜に発送して一段落しようとしているところです。
荷物発送所には、哈密で同行してくれている方の奥さんの友人が勤務していて、今日は遅番で出勤しているので、 彼女に頼んでスムーズに終わる予定なので、後は夜の晩餐だけと言う感じです。(終んなかったりして・・・(^^;ゞ)

どこに行っても荷物で時間を喰う我々なので、飛行機もそうですが、列車も大変困ります。今回のように、 中国鉄道局の関連部署に知人が居ると、何の問題も無いので気が休まります。

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<続く・・・>


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