8月28日。
筋雲の多い朝。昼を過ぎても情況が同じだったので、これでは鳴沙山の夕焼けは
無理と考え延期しました。
同時に、秋の気配真っ盛りと言う感じになって来て、陽は出ているのですが、ア
ンダーシャツに長袖のポロシャツで丁度良いと言う、少しヒンヤリした感じでし
た。
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今日は、特に活動は無かったのですが、昨日上海に戻った筈の人間が、沙州夜市
に現れたので、周りから色々訊かれる有様。
「上帝不抱擁(神に見放された)」が合い言葉になってしまいました。
あちこち歩いていると、「夜市で煙りだして絵を描いていた人」と声を掛けられ
る有様で、有名になってしまったと感じると共に、やっぱり小さい町だなぁ〜と
実感した次第。
店舗を貸してくれていた髭坊主オヤジが夕食を誘って呉れて、そこで食べた「大
盤鶏」がメチャメチャ美味しかったです。
羊羔肉(羔(子羊)の肉)も美味しくて、残った汁に麺を入れて戴きました。
ビールを頼んだら、ぬくぬくのビールを持ってきたので、「冷たいのを探して」
と頼んだら、余所から2本持ってきてくれました。
かなり冷えていたので空けてみると、空けた先からシャーベット化して、見る見
るウチに半分当たりまで凍って仕舞いました。瓶内部で急に冷やされた空気が、
昇華作用を生じて固まったようです。注いでも中身が出て来ない、こんな極端な
のも問題ですね。
食べ物と言えば、ここでは果物では良く「白蘭瓜」を買うのですが、時には別の
ものをと思って、3,4日前にマスクメロンの出来損ないみたいなのを買いまし
た。1個3元でした。
結構甘くて美味しいもので、丸ごと1人で食べてしまいました。貧乏性な私は、
日本ではなかなか出来ない贅沢(?)だと考えながら戴きました。
「白蘭瓜」も中が緑色のメロン。皮が白く、プリンスメロンの大玉みたいな形
で少し長め。これは縦に半分にして爺ぃと2人で食べたりします。殆ど毎日メ
ロンですが、美味しいのでまだ飽きません。1斤0.7元です。 (1斤:500g)
夕食時、髭坊主オヤジが哈密の話やトルファンの話をしだして、彼、爺ぃと同
じ新疆生まれの漢族なので、爺ぃとは話が合うみたいです。「丁度、トルファ
ンの葡萄が美味しくなり初めた頃だ」とも言っていました。
西域の葡萄シーズン到来です。
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<続く・・・>
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