8月18日。
昨日同様、雲まじりの空。
おかげで朝は涼しく、昼間も暑さが和らぎました。
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11時過ぎ、午前中の一般窟参観を終えられました安増さんが、出店を
尋ねて下さいました。
杏皮水(杏子を浸して抽出したジュース)を飲みながら、店後ろの休憩
所で軽くお話をした後、午後の莫高窟参観時間を決める為に受付の方へ
向かわれました。
夕方のプチオフ会に関しては、午後の参観の具合によって調整と言う事
にしました。
15日の記念活動開幕以来、突如客足が減りましたが、それでも朝の
11時前後と夕方の3時前後はピークを迎えて、莫高窟は人足で重た
そうです。
いつも目の前に、9層楼(96窟)を仰ぎながら悪戦苦闘して居ますが、
もうそろそろ市内に変更したい心境になっております。傍目には良い場所
なんですが、やはりモノが捌けないと言うのも困るので・・・。
午後5時過ぎ、午後の特別窟参観を終えられた安増さんが再度お見えに
なられました。店を片づける間少し待って戴き、昨日安増さんも鳴沙山
往復に使われたタクシーの司机で、一緒に町へ向かいました。
沙州市場と商業一条街とを散歩して、結局、沙州小吃広場にある、テラス
式になった場所でテーブルに着き、メインは新疆料理に決めました。
テラスでは、どの店から注文するのも自由で、周りにある店から好きなも
のを注文し、食する事が出来るスタイル。気が付くと沢山の人で賑わって
いました。
メインの新疆料理は、現地で有名な「阿三餐庁」って所で、毎日席が無い
くらい人気のお店で、ここは隣村七里鎮に本店のあるお店の分店(支店)
でした。
(〜ここからは安増さんの日記より拝借〜)
羊肉の串(シシカバブ)、大きな羊腿の塊の焼き物、砂鍋(日本の寄せ鍋
に近い)北京風の水餃子、ビール、白酒を頼んで、全部でお会計は、86元
(=日本円1,160円)也で多少高い。
原因は、私が頼んだ白酒で、新疆ウイグル自治区の「伊利特」と言う43度
のお酒で、これが35元もする為。これがなければ、51元(=680円)で、
一人当たり230円の夕食です。
そういえば、隣の北京餃子の店から、取り寄せた水餃子20個分の料金4元
を支払うのを忘れていて、帰る途中呼び止められて支払うと言う場面も有り
ました・・・。
ここでも問題は、冷えたビールが無かった事です。何とか1本だけは有った
のですが、後は生温いので「ビンダ」と注文を付け、他の店も探して貰いま
したが、残念ながらこれ以上冷たいビールにはありつけませんでした、グスン。
私は、白酒を飲み過ぎてふらふら、何とかChinaARTさんと画家爺ぃ
さんにホテルまで送って貰って、無事に眠りに就く事が出来ました。
感謝、感謝です・・・。
(〜安増さんの日記より拝借させて戴いた部分は此処までです〜)
その後、ホテルで戴き物をして仕舞いました。
お別れしたあと、少し散歩して買い出しをし、また胡さんのタクシーを呼んで
莫高山荘まで戻りました。
タクシーの窓越しに、しかも真横に星が見えるので(これって凄いことなのでは?)、
暫く天を仰いで見入っていると、走っているのが自分なのか夜空なのか、それとも
走っているのか飛んでいるのか、訳が判らなくなるような感覚に陥り、何となく
優雅な感覚に捕らわれました。(酔っぱらっているのではござーませんよ!)
真横に星が眺められるのも、砂漠の真ん中を走っているからこそで、莫高窟
に囲まれて眠るのも結構優雅な感じで良いのですが、文字通り満天の星に囲
まれて眠るって言うのも、究極の贅沢に感じています。
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<続く・・・>
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